オゾン療法について
オゾン療法 ― 自然治癒力を引き出す
🌿 オゾン療法とは
オゾン療法は、医療用のオゾンガスを用いて血液や組織の代謝を整え、体内の抗酸化力や免疫バランスを高める自然療法です。
オゾンは高い反応性をもつ酸素の一形態で、適切な量を与えることで**ホルミシス効果(適度な刺激により生体の防御力を高める作用)**が生じます。
これにより、慢性炎症や疼痛、代謝の低下などを根本から整え、細胞レベルでの修復を促します。
オゾン療法は、100年以上前にドイツで医療として導入され、現在ではヨーロッパ各国・ロシア・キューバなど世界50か国以上で臨床的に認知されています。
日本ではまだ保険診療の対象外(自由診療)ですが、人の医療では「血液クレンジング療法」として広く行われ、がんや慢性疾患の補助療法として注目されています。
🩸 オゾンがもたらす生理学的な働き
オゾンが血液と反応することで、細胞の酸化還元バランスが整い、抗酸化酵素の活性が高まります。
赤血球や免疫細胞が活性化され、からだ全体の代謝や防御機構が強化されます。
その結果、
血流改善(末梢循環・低酸素状態の改善)
抗酸化力の増強(SOD・グルタチオンなどの酵素誘導)
免疫機能の調整(自己免疫・炎症反応の緩和)
鎮痛・抗炎症作用(神経伝達・サイトカインの調整)
といった多面的な効果が期待されます。
🐾 治療方法
動物医療では、負担が少なく全身的な作用が得られるオゾン注腸法が主流です。
細いカテーテルを肛門から挿入し、腸内に少量のオゾンガスを注入します。
腸から吸収されたオゾンが血液循環を通して全身に作用し、代謝や免疫バランスを整えます。
症状や目的に応じて、以下の方法を組み合わせることもあります。
大量自家血療法(血液クレンジング療法):一定量の血液を静脈から採取し、その血液を直接注射器内でオゾンガスと反応させてから体内に戻す方法
少量自家血療法:少量の血液にオゾンを反応させて皮下または筋肉へ注射
オゾン水・オゾン化オイル:外用として使用(創傷・皮膚炎・耳炎などに)
耳オゾン療法:耳の中にオゾンガスを注入、耳内の炎症や脳神経系のトラブルに
※オゾンは不安定な気体のため、治療ごとにその場で発生させて使用します。
🌸 このような症例に効果が期待されます
がんケア・腫瘍性疾患:免疫活性化・疼痛緩和・酸化ストレスの軽減
椎間板ヘルニア・慢性関節炎:神経修復促進・血流改善・痛みの軽減
神経疾患:代謝促進・神経伝達改善・機能回復のサポート
腎不全・肝疾患などの慢性疾患:細胞代謝促進・解毒機能のサポート
アトピー・慢性皮膚炎:抗炎症・皮膚再生促進・感染抑制
シニア期のエイジングケア:代謝・血流・自律神経バランスの改善
これらの効果は、オゾン自体の“薬効”ではなく、
生体がもともと持つ自己修復力を引き出す反応によってもたらされます。
☀️ 治療ペースと安全性
治療目的で積極的に行う場合は、週1回程度が目安です。
体調維持や再発予防のためのメンテナンスでは、2〜4週に1回の継続が理想的です。
オゾン療法は体内で酸素に変化して残留しないため、副作用の報告はほとんどなく、
シニア犬・猫や慢性疾患の子にも安心して行える療法です。
🕊️ 最後に
オゾン療法は、「病気を抑える」治療ではなく、
生命そのものを整え、再び元気を取り戻すためのケアです。
がんや神経疾患、慢性疾患のケア、そしてシニア期の健康維持まで――
西洋医学的治療と併用することで、より穏やかで質の高い時間をサポートします。
💬 「今の治療にプラスして、自然な回復力を高めたい」
そんなときに、ぜひ一度ご相談ください。


















