獣医師コラム

介護になったらお願いします・・

私は往診獣医なのですが、往診先以外で出会った方(診察に行ったペットショップでたまたま出会ったお客さまとか、私の往診の患者様のお友達とか)から言われる言葉があります。

『今はまだ大丈夫だけど、介護が必要になったらお願いするかも・・・』

たぶん、その方も軽くおっしゃっていると思うので私も軽く受け答えするのですが、心の中では(違うんだよ~!)って毎回思います。

【介護】という言葉から感じ取るイメージは人それぞれかもしれません。
寝たきりになってしまったり、そこまでいかなくても、老いて痩せてきて、歩行に介助が必要になったり、食事を食べることに配慮が必要になったり、病院への通院が大変になってきたり、、、そうなったら在宅でケアできればそれに越したことはない。

でも、私は寝たきりにならないよう、そうなる手前で声をかけてもらいたいな、と、寝たきりになって身体の自由が効かなくなった患者さんに初診で伺うと毎回そう思います。
(少なくとも私の持っている力量では)寝たきりになった子を、もう一度起こして歩けるようにしてあげることはできません。
でも、【食べているけど痩せてきた】、【踏ん張りが効かなくなってきた】、【立たせるのに補助が必要になってきた】・・まだペット自身で(なんとかしよう)という思いがある状態なら、できるサポートはうんと増えるんです。

食欲がある子なら、食事内容の見直しをすれば、16歳のシニアさんでも体重を増やしせる場合もあります。
踏ん張りが効かなくなってきたけど、自分で立ちたい意思がある、立たせるのに補助が必要だけど、立たせればなんとか自分で歩けるのであれば、サプリメントやケア用品を使い、筋力低下を最小限にするための食事の見直しなどを行うと、最後まで自分の足で歩ける場合もあります。

一般の人は、例えば踏ん張りが効かなくなったり、寝たきりになった場合でも、それ自体は【病気】ではないという捉え方になってしまうので、動物病院に行ったり、私を往診で呼んでもらうケースは少ないんですよね。
踏ん張りが効かなくなったことで転んで”足を痛めた”とか、寝たきりになって”床ずれができてしまった”となると、医療介入が必要と判断してそこで初めて獣医師の出番になるんですよね。
動物病院に連れて行くのはストレスもかかるし、待ち時間も長くて疲れてしまうし・・・とためらいがちになるのは充分に理解できます。
私とご縁がない方は、往診を呼ぶことも実は結構ハードルが高いのだということも理解しています。
だから、うちのお店、”ちゃこーるぐれい”を利用してほしいんだよなーって思います。


明らかに医療介入が必要な場合は、動物病院だと思いますが、”病院にいくほどでもないけど、、、”というお困りごとの場合、自分が患者様との経験を通して、役に立ったケア用品やサプリメントなどを置いています。
介護が必要になったから必要なものを探しに来ていただくのではなく、介護が必要になる前、若くて元気なうちから遊びに来てもらって、こんなものがあるんだということを、何となくでいいので覚えておいてもらうと、いざというときにきっと役に立つと思っています。

【加齢】は年を重ねいくこと。これは万人が同じように進んでいきます。
【老化】は加齢に伴い細胞や臓器の機能が衰えていくことですが、この衰え方には【生理的老化】と【病的老化】があり、いかにして【病的老化】の状態にもっていかないようにするかが大切なのです。

年老いてきたから痩せてくるのは仕方ない。
年老いてきたから筋力が落ちてくるのは仕方ない。
年老いてきたから寝たきりになるのは仕方ない。

そんなことはない。自分の経験上、それは断言できます。

もしかすると最後の最後に動けなくなる日が来るかもしれないけど、ケア次第でその時期はうんと伸ばしてあげることができるんですよ、ってこと、覚えておいてくださいネ。

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