【口腔ケア】歯石の原因と口腔ケアについて
■歯石が気になる原因とケアについて
「歯石がたくさん付いているので何とかしたい」
口腔ケアのご相談でよくいただくお悩みです。
まず知っていただきたいのは、歯石は歯みがきでは取れないということです。
歯石は歯垢が唾液中のミネラルと結合して固まったものです。
そのため、一度できてしまった歯石は、通常の歯ブラシや歯みがきでは取り除くことができません。
無理にゴシゴシこすったり、力を入れて磨いたりしても歯石は取れません。
それどころか、
・歯ぐきから出血する
・歯ぐきを傷つける
・歯ぐきが下がる(歯肉退縮)
といったトラブルにつながることがあります。
歯みがきの目的は、今ある歯石を取ることではなく、新しい歯垢を付着させないことです。
そのため、歯ブラシは硬いものよりも、できるだけやわらかいものがおすすめです。
やわらかい歯ブラシの方が歯ぐきを傷つけにくく、ペットも受け入れやすい傾向があります。
■歯石対策の基本は歯垢対策
歯石は突然できるわけではありません。
最初は歯垢として付着し、それが時間とともに硬くなって歯石になります。
つまり、歯石対策=歯垢対策です。
毎日の歯みがき習慣が、最も重要な予防になります。
■小型犬・猫におすすめ
ミガケンデは、獣医師と共同開発された天然毛の歯ブラシです。
一般的な歯ブラシに使われるナイロン毛ではなく、馬毛やヤギ毛などの天然毛を採用しています。
天然毛は非常にやわらかく、歯ぐきへの刺激が少ないため、歯みがきを嫌がる子や歯ぐきが敏感な子でも受け入れられやすいのが特徴です。
また、植毛数が多く、毛先が歯や歯ぐきにやさしくフィットすることで、歯垢を効率よく取り除くことができます。
【こんな子におすすめ】
・猫
・小型犬
・歯みがきを嫌がる
・歯ぐきが敏感
・できるだけやさしく磨きたい

歯ブラシだけでなく、歯みがきペーストを併用することで歯みがき習慣が作りやすくなります。
まずはペーストを舐めることから始めることで、歯みがきそのものへの抵抗感を減らせることがあります。
歯みがきを楽しい時間として覚えてもらうための導入にも活用できます。
【こんな子におすすめ】
・歯みがきを嫌がる
・歯ブラシ練習中
・歯みがき習慣を作りたい

■中型犬・大型犬におすすめ
TePeはスウェーデン生まれの歯ブラシブランドで、人の歯科医院でも広く採用されています。
毛先がやわらかく、歯ぐきを傷つけにくいのが特徴です。
本来は人用の歯ブラシですが、その品質の高さからペットの口腔ケアにも活用されています。
ミガケンデと比較するとヘッドがやや大きいため、小型犬や猫では扱いにくい場合がありますが、中型犬や大型犬では奥歯まで磨きやすく、効率よく歯みがきを行うことができます。
【こんな子におすすめ】
・中型犬
・大型犬
・奥歯までしっかり磨きたい
・やわらかい歯ブラシを探している

👉TePe(テペ)はこちら
■歯石対策をサポートしたい子に
スカローデンタルジェルは、毎日の歯みがきと併用して使用する口腔ケアジェルです。
歯石は一度付着すると歯ブラシでは取れません。
しかし、歯石になる前の歯垢の段階でケアを続けることで、歯石が付きにくい状態を目指すことができます。
スカローデンタルジェルには、ホタテ貝殻由来カルシウムや各種植物エキスが配合されており、お口の環境を整えながら毎日の口腔ケアをサポートします。
歯みがき後に塗布することで、日常のデンタルケアに取り入れやすい製品です。
【こんな子におすすめ】
・歯石が気になる
・口臭が気になる
・歯みがき習慣がある
・口腔ケアを強化したい

■商品選びの目安
小型犬・猫
→ ミガケンデ
中型犬・大型犬
→ TePe
歯みがき習慣の導入
→ ミガケンデ歯みがきペースト
歯石対策を強化したい
→ スカローデンタルジェル
どれか一つが優れているというよりも、その子の口の大きさや性格、現在のお口の状態に合わせて選ぶことが大切です。
■歯石がある=すぐに危険、ではありません
歯石が付いていること自体よりも、
・歯ぐきが赤い
・出血している
・口臭が強い
・よだれが増えた
・口を気にしている
といった変化がないかを確認することが大切です。
歯石が少なくても歯周病が進行していることがありますし、逆に歯石があっても炎症が少ないケースもあります。
大切なのは歯石だけを見るのではなく、お口全体の健康状態を見ることです。
■より詳しい口腔ケアについて
ちゃこーるぐれいでは、動物病院専売品を含めた口腔ケアについて獣医師メルマガで詳しくご紹介しています。
歯石が気になる場合でも、
・歯みがきを優先すべきなのか
・歯周病菌対策を優先すべきなのか
・デンタルケア用品を追加すべきなのか
によって選ぶべきケアは変わります。
「うちの子には何が合うんだろう?」
そんな方は、ぜひ獣医師メルマガをご活用ください。
その子の状態に合わせて、一般には出ていないケアを組み合わせていくこともあります。
状態に合わせたケアの考え方や選び方を、わかりやすくご案内しています。
獣医師専売品や未掲載のケアについては、こちらで詳しくご案内しています。
※ご登録後、すぐにご案内メールが届きます。
※メールアドレスは今回のご案内のみに使用いたしますのでご安心ください。
■ 他のお悩みからも探す
ほかの症状やお悩みからも、その子に合うケアを探すことができます。
■獣医師に個別相談をすることもできます
「うちの子の場合はどう考えればいい?」
「今の状態に合うケアを知りたい」
という方へ。
年齢・体質・持病・生活環境によって、必要なケアの優先順位は変わります。
獣医師による個別カウンセリングでは、ちゃこーるぐれいを運営している獣医師が 現在の状態やお悩みを整理しながら、その子に合わせたケアの方向性を一緒に考えていきます。
■より詳しく知りたい方はこちらもご参考ください。
・YouTube:動画でわかりやすく解説
👉YouTubeはこちら
・note:より深い考え方や背景
👉noteはこちら
・ポッドキャスト:日常で聞ける音声解説
👉ポッドキャストはこちら





